看護部の理念・方針・目標
看護部長あいさつ
こんにちは!看護部長の山岸です。
当院の看護部は、専門職として患者・家族・地域の人々に質の高い看護を提供できるよう、日々努力をしています。
目の前の患者様が何を必要としているのかを考え、患者様の笑顔を取り戻せるよう、また「大西病院に来てよかった」と言ってもらえるよう、患者様とそのご家族に寄り添った看護の実践を目指し、看護部全員で一層努力して参ります。
「企業は人なり」と言いますが「看護部も人なり」であり、スタッフを大事にしたい。
そのためには、働きやすい環境作りが大事であると考えています。
喜びや困難などスタッフのいろんな思いに共感し、看護部のみんなが安心とやりがい、専門職としての誇りを持って働けるよう尽力したいと思います。
皆さんも私たちと一緒に看護をしませんか?
『ユマ二チュード理論』 を取り入れたケアへの取り組み
当院では「安全対策教育プロジェクトチーム」を発足し、ユマ二チュード理論をもとにした患者様に優しいケアを提供するための活動を行っています。
≪ユマ二チュードと当院のケア≫
ユマ二チュードは、『知覚・感情・言語による包括的コミュニケーションに基づいたケアの技法』であり、『人間らしさ』を意味するユマ二チュードには『人間らしさを取り戻す』という意味も含まれています。
1979年にフランスで創出し次々と各国へ広まり、2014年に日本へ上陸しました。
当院では、2016年よりプロジェクトチームを結成し、日頃のケアにユマニチュードを取り入れ『見る』『話す』『触れる』『立つ』という人間の特性に働きかけ、ケアを受ける方に『自分は人間である』ということを思い出していただくための取り組みを行っています。
やさしい看護・介護は、骨折や表皮剥離などの医療事故を減らすことや認知症ケアにもつながるとても効果的な方法です。
看護師の教育
看護補助者の教育
日本介護福祉士会倫理基準(行動規範)に則り、患者様自身の尊厳を大切にし、患者様本位を意識しながら、心豊かな暮らしを迎えられるよう、豊富な知識と介護技術のスキル向上を目指しています。
(新人教育)
当院の看護補助者の教育は、幅広い知識を吸収することできるよう、業務マニュアルに沿ってきめ細く業務の手順と個々の業務の根拠を明確にしながら、丁寧に指導します。
(教育環境)
当院の教育環境は、先輩スタッフだけではなく、各分野の専門職(看護師を含めた多職種)からの指導やフォローアップを受けることが可能です。将来、資格の取得を目指す人にとっても有意義な経験を積むことができます。
看護学生(高等課程・専門課程)の支援体制
フォローアップ研修を始め、働きながら臨床現場で学ぶ「学業両立」をサポートします。
また、実習前の看護実技や学習サポートも受けることができます。
教育委員会
≪目 的≫
病院および看護部の理念に基づき、「安全で良質な看護サービス」を提供できる看護職員の育成。
≪活 動≫
■看護部スタッフを学生・新人・中堅・達人(実習指導者含む)・看護補助者に分類して、研修・フォローアップを実施
■全職員に対して定期的なBLS講習会を実施
※BLS:医療従事者のための蘇生トレーニングコース
■ICLS大西コース開催のバックアップ
※ ICLS:医療従事者のための蘇生トレーニングコース
新人研修
当院の新人研修は、教育委員会が中心となって新人の指導と育成に力を入れています。
研修では、「看護倫理」「各疾患の看護や手技「医療機器」「感染対策」「ポジショニング」「薬剤」「リスクマネジメント」など、様々なカリキュラムと育成プログラムを用意しており、講義や演習を通じて、フォローアップしています。
院内BLS講習会(全職員対象)
院内BLS(一次救命処置)講習会を定期的に開催しています。医療従事者にとって、蘇生の知識と技術は最も重要で、当院では胸骨圧迫、人工呼吸、AEDの使い方を学ぶことができます。
看護基準・手順委員会
≪目 的≫
患者様に安全で安楽な質の高い看護を提供するために、実践現場において指針となる看護基準・手順の作成や見直し、活用方法の検討を行う。
≪活 動≫
■看護・検査手順マニュアル作成・修正
身体拘束廃止委員会
≪目 的≫
人間としての尊厳を保護し、QOL(生活の質)の維持を図るため、身体拘束廃止に向けた幅広い取り組みを推進する。
≪活 動≫
■身体拘束現況集計
■院内研修・講習会実施
看護必要度プロジェクトチーム
≪目 的≫
入院基本料算定要件により維持していくため、外部、院内研修また院内評価・監査を行う為に記録の重要性の再認識する。
≪活 動≫
■看護必要度監査 ■院内研修実施
■実績集計 ■他部署の必要度評価監査
認知症ケア加算チーム
≪目 的≫
「認知症ケア加算3」の算定基準である、年1回以上の研修または事例検討会を開催し、加算対象部署の加算算定状況と認知症ケアに関する知識等を共有する。
≪活 動≫
■認知症ケア加算 ■該当数集計 ■各部署の監査
■院内研修実施 ■困難事例の検討・介入
看護記録委員会
≪目 的≫
看護の質の向上を図ると共に看護記録の充実を図る。
電子カルテの導入を機に、看護実践の場や多職種でも理解できるような用語・表現を選んで記載することが一層求められており、 看護記録の内容が具体的且つ専門職・非専門職・看護を必要とする人が理解できるよう、看護記録の充実を図る。
≪活 動≫
■看護記録マニュアル作成・修正
■看護部略語集 作成・修正
■正しい看護記録習得のための活動
介護会議
≪目 的≫
介護業務における業務改善、業務統一、人材育成、情報共有を図る。
≪活 動≫
■月1回の会議で話し合った各部署の問題点・改善点を共有
■業務改善を実施・評価 ■介護スタッフ同士のコミュニケーション
主任会議
≪目 的≫
他部署との連携を行い、部署活性化のため主任としての役割を果たすための取り組み
≪活 動≫
■学習会・講義・講座等の受講
■グループワークでの情報共有
■各部署での業務改善検討
※研修・学会参加・資格取得に関して、支援制度がありますのでご相談ください。
- 2022年4月1日